売上と集客とマーケティングの三角関係
売上とは
お店の責任者の多くの方は日々売上を上げるために、試行錯誤を繰り返しています。
飲食店・サロンをはじめ多くの経営者の方はどう工夫すれば売上があがるのかと悩んでいることでしょう。
中でも飲食店にいたってはおよそ7割のお店が赤字経営だということをご存じですか?
僕たちのお客様にお店の悩みを聞いたところ、圧倒的に多かったのが、「売上」についてでした。
立地やスタッフ問題、ライバル店の多さなど色々な話を耳にしますが、その現状を打破しない限り、
売上もあがらず、責任者の方々が挙げてくれた悩みを解消することはできません。
7割のお店と3割のお店の違いは一体なんなのでしょうか。
そのヒントは集客方法にあります。
売上とは集客
売上とは簡単に言うと集客です。人が来店すればお金になります。お店の回転を意識した、薄利多売のお店から、
逆に単価を高く設定し、少数の顧客に対し高い満足感を提供する店まで、お店のスタイルは様々です。
共通して言えることは、お店にあったターゲット層の集客に成功しているかどうかです。
成功すれば、必ず売上はあがります。
集客とはマーケティング
少し前の話ですが、片道2車線の道路を挟んで同じ会社のコンビニエンスストアが片側に1店舗ずつ向かい合ってお店が建っていました。
歩行者からすると横断歩道を渡っただけで同じ店舗に行けてしまいます。1年ほど経って、そのうち片一方の店舗が閉店しました。
これはつまり、車社会の立地で上り車線と下り車線で同じ店舗を出した際にどのくらいの売上に差が出るかマーケティング調査をしていたのです。
そして生き残った店舗の横にはスーパー、ガソリンスタンド、薬局等の頻繁に利用する店舗が立ち並び、潰れることなく商売を続けています。
一方で閉店した跡地に入ったお店は立ち替わり入れ替わり姿を変え、新しいお店になっています。
一度お店を構えてしまうと中々移動することは難しいと思うので、立地はとても重要です。
だからこそ、事前の下調べが肝心になってきます。
マーケティングの重要さがわかったとは思うのですが、
とはいえこの記事を読んで頂いている方は既にお店を構えている方もいらっしゃるかと思います。
それでは次に今何が出来るかを考えていきましょう。
新規顧客と既存顧客をしっかり管理することが成功への近道です。
とにかくお客さんに来てほしい。その為に試行錯誤を繰り返し、メニュー変更や色々な販促ツールを試しているのではないでしょうか。
まずはお客さんが新規のお客さんなのかリピーターさんなのかを判別し、アプローチをするにせよ、販促ツールを使うにせよ、そのお客さんにあった集客の方法を行わなければなりません。
新規のお客さんを獲得したい場合のツールとリピーターさんになってもらうためのツールは全く違うツールなので、このツールの使い方をしっかりと頭に叩き込み、正しい使い方をすることで、集客(=売上)に繋げていきましょう。