チラシはWEBで見るのが当たり前?
販促ツールとして長年利用されているチラシ。
新聞の中にある折込みチラシ、業者がポストに投函していくポスティングチラシ、近隣の店内に配置されているチラシ等、チラシは様々な形で私たちのもとに情報を発信してくれます。
では、このチラシというツールの効果を時代に沿って簡単にお伝えしていきます。
1移りかわりゆくチラシの世界
チラシの歴史を調べると何百年も昔から利用されているツールだということがわかりました。
お客様に的確に情報を伝えるツールとして、コピーやデザインを考えるという点では今も昔も変わりません。
大きく変わった点として挙げられることは、チラシの届け方です。上記のような配達手法に加えてデジタルで配信するお店が増えました。
インターネットの普及により自店のホームページにチラシを貼り付け発信するお店や地域のチラシを一覧で確認出来るアプリが増えたことが要因として考えられます。
お店側としてみれば印刷費用がかからず、不特定多数の人に情報を伝えられるのでメリットばかりのような気もします。
ただデメリットもあり、デジタルのチラシはそのチラシに興味がある人が検索しないとチラシに辿り着かない場合が多いです。
紙のチラシであれば折込みやポスティングで地域やターゲットに合わせて配達することが可能なので、多少の費用はかかっても紙のチラシを利用するお店は現在も多く存在しています。その上でネットチラシと併用し、より多くの情報を発信しているお店が多いです。
2チラシを利用するケース
新規開店のお店情報やSALE情報、イベント情報などを伝えたい場合にお店側が情報を伝えたいお客さんに届けることが出来ます。
地域の不特定多数の方に来店を促すという点でみるとチラシというツールは新規獲得の為のツールだと考えています。
そこで情報を届けるだけではなく、チラシを見たお客さんがお店に行ってみたいな、注文したいなという施策をチラシにつけなければいけません。
それが粗品やクーポンです。
チラシ持参で粗品が当たる場合やクーポン付のチラシなど来店頂いたお客さんに少しでも喜んでもらえる企画をお店側は考えています。
3チラシはもうマンネリ化されたツール?
お客さんが喜んでくれる企画を考え、来店してもらうために利益を削ってイベントを行います。それを伝える役割を担っているツールのひとつがチラシです。
ただ、最近良く私たちのもとに聞かれる声が、「面白いツールなんかないの?」「企画もツールも新しいことを試したいけど何かない?」という声です。
要はツール含めて企画がマンネリ化してきているとの声が多くなってきました。
4進化するチラシ
チラシというツールが紙媒体だけではなく、デジタルでも展開されている中でデジタルチラシを地域ごとに集め、新しいチラシの形を作りだしたサービスがあります。それが、凸版印刷株式会社さんが作った「Shufoo!」です。
「Shufoo!」は累計ダウンロード数1000万ダウンロード以上、ページビュー数月間3.8憶ページビューという爆発的な数字を記録するアプリです。掲載されている店舗数も11万店舗を超えております。
このサービスは他社様のサービスなのですが、チラシというツールのみならずデジタル販促のツールにおいて革命を起こしたと思っています。すごさの秘密はエンドユーザーの動向をくまなくリサーチし分析することが可能というところだと思います。
チラシの閲覧数はもちろん、閲覧されたエリアまでリサーチ出来るので広範囲では「Shufoo!」を利用した配信を行い、最も閲覧されたエリアには紙のチラシをポスティングするなど様々な手法を実行することが出来ます。
新聞をとっていないけどチラシはみたい、警備が厳重でポスティングが出来ないマンションも多くなる中でこのようなデジタル販促のサービスがあれば届かなかった情報を届けることが出来ます。
5まとめ
時代の移り変わりによってチラシのみならず販促の手法やツールは進化していきます。
デジタル販促ばかりが最善の策とは言いませんが、デジタル化された販促ツールを利用することで視野は大きく広がると思います。
そして、顧客のデータや動向を分析し、分析結果を基にアプローチを行う。これがとても重要であり、今後ライバル店と差をつける鍵になってきます。